写真測量では、自動航行により均一間隔で撮影された写真を合成し、測量範囲を全て真上から撮影した合成写真「オルソ画像」を作成します。
オルソ画像を作成することでゆがみの無い航空写真を作成することができ、地形の距離の測定などを画像上で行うことができます。
オルソ画像をコンピュータで解析することにより、点群データ(右側画像)を作成することにより、画像を3D 化し、構造物の高さや面積、体積、地形の高低を計測することができます。
写真測量は樹木などが少ない見通しの良い場所に適しています。
レーザー測量は一定高度で飛行するドローンから、地上に照射したレーザーで地形を測定し点群データを出力します。
山林や雑草が覆い茂った場所でも正確に地形を測量することができ、樹木を取り除いた「グラウンドデータ」から高低差を色分けした「グリッドデータ」を作成し、コンター図までを出力します。
また、山林地域は樹木が覆い茂っていたりしている現場が多いため、ドローンを使用して測量することで工期の短縮や労働力、人件費の削減を実現できます。